中野製薬のオイルカラー『サスティノ』。
テスト販売開始しております。
少しづつですが美容室様で、お試し期間中です。
日に日にお試しサロン様も増えてきており、大変ありがたいです。
早速、現場の声も入ってきておりますので少しご紹介致します。
2剤のオキシが、白ペンキのような粘性で不思議です。
1剤と混合のとき言われたように混ざり感がよいため、最初混ぜる回数を悩みました。
アンモニアの香りも少なく、刺激臭は余り感じません。
タオルドライ後ウェットで塗布できるため時間が早い。
思ったより発色もよく綺麗な落ち着いた色味でした。
オイルカラーは白髪に入りずらいと思っていましたが、7レベルの白髪染めでここまで染まれば合格です。
乳化後の流しの時、ヘアオイルの髪を流している感覚が不思議でした。
一回目のシャンプーの泡立ちが悪く、不安でしたが二回目で泡立ちましたので安心しました。
仕上がりの自然な艶感はビックリです、何となく重いような気もしますが、まとまり感はとてもいいです。
余計なコーティング感がなく、軽いヘアオイルで仕上げたような柔らかさがとても気に入りました。
などなど様々なご意見を頂いております。
また、デメリットのお声も勿論ございます。
もう少し色味の幅が欲しい。
13レベルもあれば助かります。
ビビッド系の色も出して欲しい。
バージン毛に対してブリーチ力が低く計算しにくい。
落ち着いた色味の為、少し暗く感じます。
ツルツル感がもっと出れば助かります。
などなど、貴重なご意見です。
実は、以前からオイルカラーの開発は考えられていましたが、とても作るのが難しのです。
こんな経験ありませんか?
ヘアカラーにオイルを混ぜて、簡易オイルカラーを作った美容師さんは多いかと思います。
少しでも入れすぎると色が薄くなったり、白髪が浮いたりすることがあります。
これは、オイル成分や保湿成分を配合することで、ジアミンの発色を妨げてしまいます。
つまり、オイル処方にすることでヘアカラー本来の色味や発色が困難になるのです。
様々なヘアーメーカーがこれからも研究開発してくるとは思いますが、保湿・発色・浸透・定着のバランスを取れるかは、かなりの技術力が必要です。
現段階ではロレアルさんの『イノア』と中野『サスティノ』がいい勝負かと思います。
これからも、更に向上されていくことを期待しています。