リカールご注文、お問い合わせ数多くありがとうございます。
今回から少しリカールについてブログ更新してまいります!
リカールは基本的な理論が還元剤とは違うため、使用される際に少し混乱します。
また、技術に差が出やすいこともあり1剤式で工程も簡単に感じますが、思ったより難しくもあります。
弊社はリカール取り扱い約16年ほど経ちます、現場でのノウハウを出来る限り発信してまいります。
【リカールとは・・・】
還元剤が主の商品ではございません!
コンセプトはパーマやストレートにも属さないトリートメントでの施術になります。
近年の酸熱トリートメントや酸性ストレートとも全く違いますし、アルカリ還元剤を使用した商品でも異なります。
リカールも種類が増え、アルカリ領域で施術をするアイテムも発売されていますが、弊社では従来のリカールコンセプトを引き続きご案内させておりますので、ご了承ください。
必要に応じて取り寄せしお届けさせていただいております。
リカールはトリートメント成分でカールとストレートが可能な商品です。
従来リカールアイテムは(PROシリーズに置き換えて説明)
アルファー+・フォルテシモPRO・ピアニシモPRO・TRシータの4アイテムです。
これでリカールは十分に対応できます。
リカールとはリジントリートメントで行うメニューです。
リジンを採用した理由としては、毛髪がダメージを受けるとアミノ酸タンパク質などが流失し、アミノ酸の配列が壊れていきます。
その中でもリジンは毛髪内部に残りやすい性質を持っている残基です。
残ったリジン残基にリジンを与えることで毛髪の壊れた配列を正常に戻してくれます!
つまり、リジンを高濃度で与えることで修復作用とトリートメントが同時に行えます。
しかし、リジンを与えただけでは全く反応しません!!
必ず必要な作業が熱を加えることです。
もちろん高い熱を与えるとタンパク変性を起こし逆効果です。
リカールはタンパク変性しない「60℃」迄の温度で化学反応し効果を発揮します。
リカール商品はこのリジンがカギを握っていること、60℃以下の温度での施術、そして(リカールピアニシモ)を如何に使用するかで結果が変わってきます。
還元剤は使用するたびにカールが出にくくまりますが、リカールは施術を行うたびにカール形状が強くなり持ちも良くなります。