今回はリカールストレート編の基本施術をご紹介です。
髪質改善や酸性ストレートとも違いあくまでもコンセプトは「トリートメント」で修復しつつ癖のまとまりを良くする!!です。
使用トリートメントの選定はカールと同じで行ってみてください。
(健康毛)
フォルテシモPROを全体に塗布、アイロン温度を80℃に設定します。(パネル温度が約60℃)
そのままアイロンで3回づつゆっくりスルーしていきます。
アイロン終了後にTRシータを塗布し2~3分放置し流します。
(ダメージ1~2)
アルファ+を塗布、【f4:1P】で重ね付けしアイロン温度80℃で3回づつゆっくりスルーしていきます 。
後処理は同じ工程です。
(ダメージ2~3)
アルファ+を塗布、【f3:1P】で重ね付けしアイロン温度70℃で3回づつゆっくりスルーしていきます 。
後処理は同じ工程です。
(ダメージ3~4)
アルファ+を塗布、【f2:1P】で重ね付けしアイロン温度60℃で3回づつゆっくりスルーしていきます 。
後処理は同じ工程です。
(ダメージ4~)
アルファ+を塗布、【f1:1P】または【f1:2P】で重ね付けしアイロン温度60℃で3回づつゆっくりスルーしていきます 。
後処理は同じ工程です。
カールと同じでリカールは、トリートメントを毛髪内部にしっかり入れながらベースを作っていきますので、繰り返すことで伸ばした形状記憶も継続していきます。
ストレートと言いましてもプチストレートとして考えてください。
また、リカールストレートフィックスはストレート剤に近いため癖を伸ばす力があります。
その反面リカール=ノンダメージの領域を超えてしまいますので注意が必要ですし2剤の「デルタ」を使用しないと空気酸化だけでは対応できません!
最後にリカールの癖を伸ばす力の質問が多いので参考資料として載せておきます。
通常縮毛矯正剤の健康毛が伸ばすパワー100と仮定した場合。
リカールSF(約90)・リカールf3(約80)・リカールf(約70)
リカールf4:1P(約60)・・・・f1:1P(約30)
ピアニシモを配合する量で減力していきます、これはあくまでもサロン現場での集計に基づいて数字化していますので、参考程度にしておいてください。