年末よりお問い合わせが数件ございました。
GMTという酸性タイプの還元剤です。
全国で多くご使用されている酸性パーマと言えば!
スピエラやベル・ジュバンスなどかもしれません。
一時期、流行になった酸熱とは全く異なります。
酸熱とは(酸性PHでグリオキシル酸)や(レブリン酸)、還元剤にトリートメントを混合した商品で、熱を与えたとき反応して髪質を改善するのが目的です。
つまり、酸性熱反応トリートメントと言った方が伝わりやすいかもしれませんね。
先に紹介した酸性パーマとは大きく違います!
酸性パーマは酸性領域でカールやストレートを行う薬剤のことで、パーマ&ストレート剤に分類されます。
その中でもGMTは質感などが異なります。
解りやすく言いますと・・・
シスの柔らかさとリッジ感を求めるのがスピエラ。
チオの弾力感とコシを求めるのがGMTです。
今までのコスメ系では出せなかったハリコシのある弾力と低ダメージ。
どちらかと言えばコスメ系=柔らかさのみ。
リッジの効いたウェーブスタイルを提案するには弱い・・・
それで登場したのがGMTとなります。
ヨーロッパではシステアミンより先に認可が下りており、GMT還元剤が主になっており、日本では最終的にシステアミンが採用されたため、発売まで時間がかかった経緯です。
また、ほぼ無臭と言うのもいいですね!
弊社、お取引サロン様はスピエラからGMTに切り替えている美容室が多く、弊社ではスピエラは取り扱いをやめております。
これには理由があり、オレンジコスメ『ワンダーシリーズ』システアミン主成分と『FASSOシリーズ』システインコスメ、エルマン『リップルシリーズ』チオコスメがあるためです。
個人的には『FASSO』はおすすめですよ!!
GMTを販売しているメーカー様は数社ありますが、特性やスペックが様々です。
弊社とサロン様とテストした結果、ご案内があったGMTの中で操作性・ダメージ・細かな髪質対応・スペックなど総合的に㈱トレンツ『アミノシールドGMT』が採用になりました。
発売から約4年ほど経ちますが、まだまだ知られない美容室様も多いようです。
溶剤もリキッドとクリーム2種類ございますので、お客様のダメージ・髪質・スタイルに合わせてオリジナルブレンドできます。
また、健康毛からハイダメージ毛まで対応します。
ウェーブ・ストレート・デジタルパーマ・ホットパーマ・ストレートカール全てのメニューが提案できます。
ミックスの手間はございますが、オーダー薬剤としてご使用ください。
詳しくはトレンツのバナーからチェックしてください。