デザイン発想の薬剤選定

少しづつですがパーマ比率が向上しています。

還元剤の種類も大幅に増え、様々なダメージや髪質に対応できるようになっています。

しかし、還元剤の種類や還元力、PHやアルカリ度などが複雑になり薬剤選定ミスも・・

ダメージを極力抑えつつデザインを作る選定術がポイントになってきます!

特にPHに関してはアルカリだから髪に負担がかかる、酸性なので負担が無いなども誤解があり、間違った選定条件となります。


また、最近取り上げられている酸性パーマ・酸性ストレートも誤解が多いようで、全国でトラブルも増えているようです。

現在の還元剤は強さよりダメージに対して選定していく薬剤が多く、簡単に使いやすくなっています。

それでも思ったカールが出せない、持ちが悪いなどの悩みをお持ちの美容師さんも多いと聞きます。

特にパーマは経験と言われます。


ポイントは・・・

髪質・水分量・油分量・かかり易いにくい・持ちがよい悪い・ダメージレベル、全てを総合的にカウンセリングして薬剤を決める必要があります。

そしてアルカリも酸性もどりらも還元ダメージは進みますので、偏らない選定をおすすめしています。

スペックを確認する際はアルカリ量や使用されている還元剤の種類をご確認ください。

PHに関しましては、配合している還元剤が一番働くPHに合わせてありますので、参考までにされるといいですよ。

あとは熱反応を利用したり、ロッド選定などで微調整です!!